大河ドラマ『いだてん』生田斗真さんの三島弥彦がかっこいい!の巻

大河ドラマ『いだてん』第5回を見て。

生田斗真さん演じる三島弥彦がかっこいいなあ~と改めて思った次第。

 

羽田で行われたオリンピック予選会の場面。

母親から「親子の縁を切りもす!」とドスのきいたセリフで止められていたにもかかわらず、他の選手が走るなか、競争心を抑えきれず、飛び入り参加してしまった弥彦さん。

 

「いっちょやりますか」って、かっこよすぎ。当時の追っかけ女性陣が「きゃ~っ」ってなるのもよくわかる。

 

でも、「実はしっかり最初からスパイクを履いていた → ホントは最初から出る気満々だった」っていうオチもついていて、笑えました。走るつもりだったんかい!

 

三島弥彦さんって、女中のシマ(杉崎花さん)にやさしいところも、魅力のひとつ。

あの時代、女中さんに対して、横柄な態度の男性って多そうじゃない? 実際、お兄さんなんかはそんな感じだし。でも、弥彦さんはシマさんと対等な感じで話しているし、女性の活躍を応援してくれそうな気がする。懐の広い人だったんでしょうね。

 

演じる生田斗真さんが、お坊ちゃま感と、天狗倶楽部のバンカラ感と、お母さんやお兄さんに逆らえない優しさと哀しさと、オリンピックに憧れるスポーツマンらしさと、いろんな面を上手に醸し出してるなあって思います。

 

それにしても、満島真之介さん演じる天狗倶楽部の吉岡さんは、出てくるだけで笑えますね。理由はないんだけど、笑えます。暑苦しくて、笑えます。

 

あと、東京高師「徒歩部」顧問の可児さん。いい味出してますね~。彼も、出てくるだけで、何かしゃべるだけで笑えます。いつも頼りなさそうで、しかも金栗四三世界新記録で優勝したあとの祝勝会ではべろんべろんに酔っ払って、情けないんだけど、彼の嘉納治五郎さんへの献身ぶりはホンモノで、いい人なんだなあっていうのが伝わってくる。このあとの活躍(?)に期待、ですね。