『黒井戸殺し』を見たぞ

4月14日に放映された『黒井戸殺し』の感想をメモしておこうっと。

大泉洋さんが良かった! あらためて、この人、上手いんだなあと思いました。

自然に笑わせることも泣かせることもできる役者さんですよね。

 

三谷幸喜さんの脚本ゆえ、おなじみの役者さんがぞろぞろ。『真田丸』出演者もたくさんいて、楽しかった。ストーリーに関係なく、遠藤憲一さんの姿をもう少し長く見せてほしかったなあ。

 

遠藤さん演じる黒井戸氏って、まじめにしゃべっていても、ギャグになりそうな雰囲気を醸し出していて(勝手に私がそう感じただけですが)、殺された後も「いやあ、冗談、冗談。びっくりしたあ?」とか言って生き返りそうな感じ。ナイフが刺さった背中を見るたびに、殺人現場なのにじわっと笑えたあ。

 

いい意味で、演じる役者さんを感じることができたってことかな。テレビドラマなのに、目の前で役者さんが演じる舞台を見ているみたいだった。

 

名探偵・勝呂武尊のキャラというか話し方が、どうしても鼻についてしまうのだけれど、まあそれこそがポワロをイメージさせる勝呂のキャラそのものなのだから仕方ないか。